\美容看護師による最新脱毛まとめ/

美容皮膚科で働く中での日々の患者様からのリアルなお声や、新人看護師さんの疑問などを、わかりやすくお伝えしていきます(*´∀`*)!!

レーザー照射可能なお肌状態とは😲

クリニックに来院される患者様の中には様々なお肌悩みを抱えた方もいらっしゃいます。アトピー肌であったり、ニキビがあったり、シミがあったり、日焼けしてしまっていたり、、、わたしの肌ってしっかり照射できるのかなと不安になる患者様の声も多く聞かれます。せっかく綺麗になりたくて脱毛に通っているのに、レーザーを当てたことでお肌状態が悪化してしまったなんてことが起こったら悲しいですよね😢そこで、患者様からよくご相談を受けるお肌状態と、レーザー照射の可否についてお話していきます!

ホクロ

ホクロはメラニンの塊なのでレーザーを当てることで反応し、火傷してしまう可能性が非常に高くなります。火傷してしまった場合、水膨れになったあとにかさぶたになり剥がれ落ちて、欠けたり、無くなってしまったり、白抜けになってしまうこともあります。薄いものや小さいものはレーザーに反応する可能性が低いので看護師の判断で照射できる場合もありますが、濃いもの、大きいものは照射不可です。

シミ

シミもホクロと同様、メラニンが含まれているためレーザーに反応して火傷してしまう可能性が非常に高いです。しかしこちらも色味次第では照射できる可能性があります。照射する場合に知っていてほしいのは、火傷のリスクがあることに加えて、一時的にシミが濃くみえる可能性があるということです。一時的に濃くみえるメカニズムについてはこちらを参考にしてください!一時的とはいえ、顔など目立つ場所であると気になる方も多いと思うので、それでも照射したい!!という方は照射後にしっかりと保湿をしたり、お肌状態が落ち着いてきたらピーリング作用のあるケア商品を使ってターンオーバーを促すことで、色味も綺麗になりますよ!

ケロイド

以前に手術をした傷跡、あるいは転んでしまったところがケロイドになってしまうことがあります。膝にケロイドがある方も多いのではないでしょうか。ケロイドは膨らみが強かったり、色味が濃い場合には機械の性質上安全に照射できなかったり、色味にレーザーが反応してしまう可能性があるため照射不可です。しかしこちらも色味が薄かったり小さいものは、一時的に赤みがでたり、皮膚が薄くなっているため痛みを感じやすかったりしますが照射できるものもありますよ! ちなみに私は幼少期に転んだときにできた膝のケロイドがありますが、白いものであるので照射しています😉痛みは他の肌に比べると少しありますが、一瞬なので大丈夫だと思いますよ!!

蒙古斑

生まれつきの痣ですね!こちらも色味のしっかりしているものや大きいものは火傷のリスクが高いので照射不可ですが、薄いものや小さいものでしたら照射可能です。

ニキビ

今の時期ですと、マスクの蒸れやこすれ等の刺激でニキビが増えてしまったという方も多いのではないでしょうか。ニキビは炎症が強いものでなければ照射可能ですが、炎症が悪化してしまったり、治りが遅くなってしまう可能性があります。不安でしたら、症状がよくなってから照射する、あるいはパワーをいつもより優しくしてもらうことをおすすめします。また、ニキビ治療のために皮膚科で処方された薬を使用している方は、ピーリング作用のある薬の場合、レーザー照射後の肌トラブルが強く出てしまう可能性があるので、使用期間を空けていただく必要があります。詳しい期間についてはクリニックごとに異なるのでお通いのクリニックに確認してみてください。

アトピー

アトピーも炎症の強いものでなければ照射可能です。アトピーの範囲が広がるといったことはありませんが、今出ている症状が悪化してしまい治りが遅くなってしまう可能性はありますので、症状の出ている部位や範囲によって照射するか考える必要があるかと思います。

毛孔性苔癬

二の腕や背中の毛穴に沿って出現する赤みのことです。こちらに写真もありますのでご参照ください。医療脱毛では毛孔性苔癬も照射可能です。

日焼け

これからの時期、紫外線も強くなり、日焼けしやすくなりますね。日焼けとは、肌が軽く火傷している状態なので、照射をすることによって重ねて刺激してしまうことになり、火傷のリスクが非常に高くなります。そのため照射不可です。日焼けの色味を落ち着かせるには、肌のターンオーバーを促す必要があります。人によって個人差はありますが、日焼けの炎症が強いうちは、保湿を促し、赤みが落ち着いてきた段階で美白ケアとして、ピーリング作用のある商品や、ルミキシルHQクリーム等の使用がおすすめです。しっかりと美白ケアをした上で、日焼けした日より、2-3カ月は空けて色味の境がわからなくなるくらいになってから予約を取ることで、安全に照射できる可能性が高くなります。色素が残りやすい人は、手間にはなってしまいますが一度、看護師に色味を見てもらうと安心ですね。

まとめ

肌トラブルがあるからと医療脱毛を諦めずに、しっかりと知識を知っておくことで安全に照射できるので参考にしてみてください!!

最後まで読んでいただいてありがとうございました(^^) ご参考になれば幸いです!