\美容看護師による最新脱毛まとめ/

美容皮膚科で働く中での日々の患者様からのリアルなお声や、新人看護師さんの疑問などを、わかりやすくお伝えしていきます(*´∀`*)!!

脱毛機械3種類のメリット・デメリット😉

様々なクリニックで使われているシェア数の多い脱毛機械3種類についてメリット・デメリットを実際に使用した感想とともにお伝えしていきます(^^)

医療脱毛の仕組み

まずは医療脱毛の仕組みから😉

医療脱毛とは、医療レーザー脱毛といって、毛を生やす”もと”となる細胞(毛乳頭)をレーザーで破壊します。破壊された細胞から毛が作られることは二度とないので、永久的に脱毛することが可能です。一方、エステサロンでの脱毛は光脱毛といわれ、毛を生やすもとにダメージを与えることで、発毛の能力を低下させますが、破壊することまではできないため、時間が経つとまた毛が生えてくることになります。

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医療脱毛のデメリット

医療脱毛のデメリットとしては、

料金が高額

・痛みが強い

この2点を挙げられる患者様が多くいらっしゃいますが、

医療脱毛はレーザーで確実に細胞を破壊するため、少ない回数で永久的に脱毛をすることができ、脱毛完了までのトータルで考えると、エステよりもお得になるかと思います(^^)患者様のお肌状態や毛量の違いもございますが、私が見てきた感覚からすると、自己処理が楽になる程度でしたら4−5回、産毛まで全て無くしたいという患者様で10−15回程度通院していただければご満足いただけるのではないかと思います。

痛みに関しましては、通院されている患者様に伺うと「思っていたよりも痛くなかった」とおっしゃってくださる方がほとんどで、痛みが辛くて通院できなくなってしまったという患者様は今まで働いてきた中で一人もいらっしゃらないので、そこまで不安に思わなくても大丈夫なのかなと思います(^^)

そういわれても怖いです、、という方もいらっしゃるかと思いますが、吸入タイプの全身麻酔や塗るタイプの部分麻酔が使用できるクリニックもあるので、不安な方はぜひ、初回だけでも使用してみてください。VIOや脇は毛質がしっかりしている分、どうしても痛みを感じやすい部位になるので、部分的に使用してみるのもおすすめです。

医療脱毛のメリット

医療脱毛に通ってくださっている患者様がメリットとして挙げてくださることとしては、”永久的に脱毛できること”以外に、担当スタッフが全員看護師であることや、医師が常駐しているので肌トラブルが起きてしまったときも安心😊というお声がありました。肌状態によって薬を処方したり、ドクターズコスメの購入もできるのでアフターケアの充実度も安心感に繋がっているのかなと思います。

脱毛機械

それでは早速、脱毛機械の紹介をしていきたいと思います。

ライトシェアデュエット

使用レーザー:ダイオードレーザー

照射方法:HS−吸引しながら照射

     ET−ジェルを塗布し冷却チップで肌を冷やしながら照射※

照射後:炎症止めのステロイド塗布

※HS/ETはレーザーを出す機器のことで、HSは全身に使用、ETは顔やVIO等細かい部位に使用します😉

メリット

・吸引タイプの機械で、照射部位の皮膚を伸ばしながらレーザー照射するため、痛みは優しく、ほんのり温かさを感じる程度。

・VIOや手甲指、足甲指は照射面の小さいETを使用するため細かい部分まで確実に照射できる。

・部位ごとに細かくパワーの調整ができる。

・顔にも使用可能。

デメリット

・照射時間が長い。(全身VIO込 120分、顔 60分)

・皮膚を吸引しながら照射するため、痩せている方は吸引がかからないことあり。  

 

スプレンダーX

 使用レーザー:アレキサンドレーザー、YAGレーザー

照射方法:冷却エアーと冷却プレートで皮膚を冷やしながら照射

照射後:炎症止めのステロイド塗布

メリット

・照射面が広いため、照射時間が短い。(全身VIO込 60分) 

・2種類のレーザーで同時に照射するため、様々な深さの毛に効果あり。

・痛みが辛い場合は冷却エアーのパワーをアップすることで痛みを和らげることができる。

・皮膚の上をスライドさせていく照射方法のため体型に関わらずスムーズに照射可能。

デメリット

・3種類の機械の中では比較的痛みが出やすい。

・部位ごとの細かいパワー調節ができない。

・顔への使用はできない。

 

ソプラノチタニウム

使用レーザー:アレキサンドレーザー、ダイオードレーザー、YAGレーザー

照射方法:ジェルを塗布し、その上をくるくると円を描くように滑らせていく

照射後:照射時に使用するジェルに保湿・抗炎症作用が含まれているため薬の塗布不要

メリット

・照射面が広いため照射時間が短い。(全身VIO込 60分、顔 30分)

・3種類のレーザーで同時に照射するため、様々な深さの毛に効果あり。

・蓄熱式の照射方法であり、徐々に毛のもとに熱を加えていくため、痛みが出にくく、温かさを感じる程度。

・冷却プレートも非常に大きいため、デリケートゾーン等の痛みが出やすい部位でも3種類の機械の中では最も痛みを感じにくい。 

・くるくると同じ部位を何度も照射していくため、照射漏れが少ない。

・顔にも使用可能。

デメリット

・同じ部位に何度も機械を滑らせていくため、痩せていて骨の出ている方は痛みを感じやすい。

・部位ごとの細かいパワーの調節ができない。

・全身にジェルを使用するため、ジェルの冷たさが辛いことあり。

 

以上、患者様のご意見、私の実体験も踏まえてメリット・デメリットを紹介させていただきました😊

まとめ

せっかくお金をかけて脱毛を始めるなら、少しだけ薄くする程度でいいんです🥺という方以外は断然医療脱毛がおすすめです!やり始めると、やっぱり綺麗に全部なくしたい!!って思いますもん🥺🥺

私も最初は医療脱毛に対して、痛いんだろうなってイメージがありましたが、痛みが強かったらパワーは調節できますし、なにより、思ったよりも全然大丈夫じゃん!っていうのが素直な感想です😏

機械に関しましては、使用レーザーが1種類のものは、毛に合わせて細かくパワー調節ができますので、機械によって脱毛効果に差が出るといったことはないのですが、それぞれの照射方法や特徴も異なるのでご自身に合うものを選んでいただければよいかと思います!!

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました(^^)

ご参考になれば幸いです!